メリヤスは、「靴下」を意味するスペイン語の「medias(メジアス)」、ポルトガル語の「meias(メイアシュ)」が転訛した語。
メリヤスの発祥は古代エジプトで、中世に西欧へ伝わり、靴下の素材として重宝された。
日本にメリヤスが伝来したのは、16世紀後半から17世紀後半といわれる。
漢字の「莫大小」は、「莫」が「ない」という否定を表す字で、メリヤスは伸縮性があることから、「大きくもなく小さくもない」「大小を問わない」という意味の当て字。
「目利安」は音からの当て字で、他に「女利安」とも表記された。