堂に入るの語源・由来

堂に入るは、「堂に升りて(のぼりて)室に入らず」からできた言葉。
「堂」は客間・表座敷のことで、「室」は奥の間のこと。
客間にのぼった程度では奥のことまで分からないことから、堂に升りて室に入らずは、学問や技芸がかなりの水準には達してはいるが、奥義をきわめるまでには至っていないことを意味する。
「堂に升りて室に入る」を略した「堂に入る」は、客間にのぼり奥の間にまで入っていることから、奥義まできわめていることを表す。

TOP
テキストのコピーはできません。