模様の語源・由来

もようは、漢語「模様」からで、本来の語形は「モヤウ(「モ」は呉音、「ヤウ」は呉音・漢音)」。
漢語の用法では図柄や様子を表し、「雨になる模様」や「雪になる模様」など、名詞の下につけて物事の動向を推測する場合の用法は、ありさまや様子の意味から派生した日本的用法である。
なお、「雨になる模様」と似た表現に「雨模様」があるが、元々は「雨もよい」で、「もよい(催い)」は物事のきざしが見えることを表し、「模様」とは異なる語である。

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