「なお」は以前の状態が引き続いているさまを表す副詞「なお(猶)」、「ざり」は係助詞「そ」に動詞が付いた「あり」の「ぞあり」であろう。
「ざり」を「さり(避・去)」で、手を打たず避けて放っておく意味との見方もあるが、副詞「なお」にその意味が含まれているため「ぞあり」と考える方が良い。
なおざりは「たいして気にとめない」が原義で、転じて、「本気でない」「おろそかにする」といった意味になった。
漢字の「等閑」は、同義の漢語「等閑(とうかん)」を当てたものである。
「なお」は以前の状態が引き続いているさまを表す副詞「なお(猶)」、「ざり」は係助詞「そ」に動詞が付いた「あり」の「ぞあり」であろう。
「ざり」を「さり(避・去)」で、手を打たず避けて放っておく意味との見方もあるが、副詞「なお」にその意味が含まれているため「ぞあり」と考える方が良い。
なおざりは「たいして気にとめない」が原義で、転じて、「本気でない」「おろそかにする」といった意味になった。
漢字の「等閑」は、同義の漢語「等閑(とうかん)」を当てたものである。