じょうろは「水の噴出」を意味するポルトガル語「jorro」、もしくは、同じくポルトガル語で「水差し」を意味する「jarra」からと考えられる。
「じょろ」とも呼ばれていたため、水が出る時の「じょろじょろ」という音が語源とも言われるが、南蛮渡来の物と考えられていることや、「ジョーロ」と発音されることが多かったことから、ポルトガル語に由来すると考えて間違いないであろう。
じょうろの漢字「如雨露」は、「雨露(うろ)の如し(ごとし)」の意味と音からの当て字。
江戸時代には、「上露」「上漏」「如露」などの漢字も当てられている。