水商売の語源は、以下の通り諸説ある。
1.流水のごとく収入が不確定な商売の意味からとする説。
2.芸妓などの職業を「泥水稼業」や「泥水商売」と呼んでいたことからとする説。
3.江戸時代、街路などで茶や菓子を供し、人々の休憩所となっていた「水茶屋」からとする説。
多くは「水」を扱う商売に「水商売」が用いられるため、その点でいえば「3」の説が有力となる。
しかし、タレント業など「水」を扱わない稼業にも「水商売」は用い、客の人気によって収入が動く、盛衰の激しい商売の意味が主となっている言葉なので、「1」や「2」の説が有力と考えられる。