かぼちゃの語源・由来

かぼちゃは、国名の「カンボジア(Cambodia)」に由来する。
天文年間(1532~55年)、かぼちゃはカンボジアの産物として、ポルトガル人によって日本に伝えられた。
カンボジア産のウリの意味で、当初は「カボチャ瓜」と呼ばれ、のちに「瓜」が落ちて「カボチャ」となった。
かぼちゃの漢字「南瓜」は、南蛮渡来のウリの意味。
中国でも「南瓜(ナングァ)」と呼ばれる。
かぼちゃの別名には、南京(なんきん)、ぼうぶら、唐茄子(とうなす)、唐瓜(からうり)がある。
南京は、日本にもたらされる寄港地である中国の「南京」に由来する。
ぼうぶらは、ウリ科の植物を意味するポルトガル語「abóbora (アボボラ)」に由来。
唐茄子は、唐の国から渡来したナスという意味から。
唐瓜は、唐の国から渡来したウリの意味である。

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