水菓子の語源・由来

本来、菓子は「果物」を指したが、「食事以外の全ての間食」を広く意味する言葉となった。
そのため、現在「菓子」と呼ばれるような嗜好品と「果物」を区別するために、果物には「水」を付け加えて、「水菓子」と呼ぶようになった。
しかし、菓子が「食事以外の全ての間食」を意味する言葉だったことも忘れられ、「水菓子」の語を用いなくとも「果物」で済むようになっため、「水菓子」は菓子の種類と誤解されるようになってきた。
そして、水羊羹、ところてん、わらび餅、ゼリー、ババロアなど、みずみずしい菓子類や、アイスキャンディーやシャーベットなど、水分を凍らせて作る菓子を「水菓子」と呼ぶことが多くなっている。

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