ビールの語源・由来

ビールが日本に入ったのは、享保9年(1724年)のこと。
オランダ人が持ち込んだもので、オランダ語でビールを表す「bier」が語源である。
「bier」は、ラテン語で「飲む」を意味する「bibere」に由来する。
ビールの英語「beer」の発音「ビア」や「ビヤー」は、日本でも明治時代に使われていたが、現代では「ビアガーデン」「ビアホール」などの複合語以外では、あまり用いられなくなり、単語では「ビール」と呼ぶことが多い。
初めて商品としてビールが輸入されたのは、明治元年(1868年)、イギリス製の『バースビール』である。
日本初の国産ビールは、明治3年(1870年)、アメリカ人のウィリアム・コープランドが横浜の天沼で作った『天沼ビール』『天沼ビヤザケ』と呼ばれるもの。
明治5年(1872年)、大阪の渋谷庄三郎が『渋谷ビール』を設立し、日本人として初めて国産ビールの醸造・販売を行った。

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