はにかむは、歯が不揃いに生えることをいった言葉であったが、転じて歯をむき出す意味となった。
歯をむき出した表情は、照れくさそうに笑っているようにも見えることから、恥ずかしそうにする仕草を言うようになった。
一説には、「はじかむ(恥かむ)」が変化したとも言われ、歯をむき出した表情から恥ずかしがる意味に転じた際に、「はじかむ」が影響したとも考えられる。
照れくさそうにお礼を言う姿から、韓国語で「ありがとう」を意味する「カムサハムニダ」が「カムサはにかむダ」になり、「はにかむ」が残ったという説はない。