マシュマロは、アオイ科の多年草「ウスベニタチアオイ」の英語名「marsh mallow(マーシュマロウ)」に由来する。
この英語名の語源は、「沼地の葵」という意味からである。
お菓子のマシュマロは、マーシュマロウ(ウスベニタチアオイ)のデンプンに、卵白や砂糖を混ぜて作られていたことに由来する。
19世紀頃、現在のゼラチンを使う作り方に改良され、「マシュマロ」という名前だけが残った。
マーシュマロウの成分には、喉や胃腸の炎症をを抑える効果があるため、お菓子のマシュマロが作られる以前から、咳止め用トローチの原料などにも使われており、薬用植物としては古代から用いられていた。