メロンの栄養基礎知識

メロンの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、種類など、知っておきたいメロンの基礎知識。

メロンの特徴

メロンとはウリ科の、果実を食用とする果物です。
原産国は東アフリカといわれ、エジプトで栽培されて世界に広まりました。
メロンの品種は非常に多く、表面にある網目模様や果肉の色により分類されています。
収穫直後は青臭いため、収穫後3~7日を目安に追熟させます。追熟を見極めるポイントは、以下の通りです。
1.つるの先端が茶色くなってきた
2.果皮の色がやや黄味がかってきた
3.底を押すと少しへこみ、弾力がある
4.甘い香りが感じられる
5.軽く叩くと曇った音がする(若いメロンは高い音がする)
冷やし過ぎると味も香りも落ちてしまうため、食べる数時間前にカットして冷やすようにするとよいでしょう。

メロンの栄養・効能

水分が多く、成分の88%を占めます。果肉の色が濃いオレンジ色の品種ほどβカロテンが含まれ、強い抗酸化作用を持ちます。
カリウムも多く、余分なナトリウムを体外に排出する効果が期待できます。
甘味は吸収されやすい果糖、ショ糖、ブドウ糖であり、しかも糖質代謝に関与するビタミンB1も含んでいることから、エネルギー源として即効性があります。
ストレスを緩和し、精神を落ち着かせるGABAも多く含まれた果物です。

メロンの選び方

メロンは網目が均一で細かいものが上質とされます。

メロンの保存方法

丸ごと常温に置き、追熟させます。カットしたものは果肉にラップを密着させて包み、野菜室へ保存します。

メロンの旬の時期

5~8月は露地物のメロンが出回ります。

メロンの種類

マスクメロン、アンデスメロン、タカミメロン、アムスメロン、ハネデュー、プリンスメロン、キンショウメロンなど。

出典:メロンの基礎知識 – 食品食材栄養事典

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