ブルーチーズの栄養基礎知識

ブルーチーズの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法など、知っておきたいブルーチーズの基礎知識。

ブルーチーズの特徴

ブルーチーズとは、乳を乳酸菌で固めて発酵させたものです。
青カビにより熟成させていて、強烈な香りと独特の味わいが特徴です。青カビは繁殖に空気が必要なため、固めて水を切ったカードに青カビを塗り、そのあとチーズに成形することで少しチーズ内に空洞を作ります。さらに熟成過程で金串を刺し、空気に触れさせます。
熟成中に塩をまぶしていき、塩分濃度が4.5%になるぐらいに仕上げます。
ワインとの食べ合わせがよく、サラダのトッピングなどにも用いられます。

ブルーチーズの栄養・効能

タンパク質や脂質が豊富で、アミノ酸のラクトトリペプチドは血管をしなやかにして、降圧効果があるとされます。
そしてチーズは濃縮されているため、牛乳100ml分のタンパク質をチーズ一切れで補えると言われるほど栄養価も高いです。
カルシウムとリンのバランスがよいため体内に吸収されやすく、骨を丈夫にします。
皮膚や粘膜を守るビタミンAや脂質代謝に関与するビタミンB2も含まれます。
チーズは乳糖が分解されているため、乳糖不耐症でもおなかを下す心配はありません。

ブルーチーズの選び方

クセが強いものが多いですが、ゴルゴンゾーラチーズは比較的食べやすいとされます。ブルーチーズらしいクセやコクが好きな場合はロックフォールチーズがおすすめです。

ブルーチーズの保存方法

風味を保つため10℃以下で保存します。乾燥を防ぐためラップでくるみましょう。
熟成するにしたがって水分が出てくるため、水分をよく拭き取り保存してください。

出典:ブルーチーズの基礎知識 – 食品食材栄養事典

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