効くと利くの違い・使い分け


効くは、「効果」や「効能」の熟語があるように、「薬が効く」「宣伝が効く」など、効果や働きが現れることに使う。

利くは、それ以外の場合に使い、「鼻が利く」「気が利く」「機転が利く」「ブレーキが利く」など、十分に機能を発揮する、役立つという意味。
「融通が利く」「小回りが利く」など、可能である、できるという意味で使う。
また、「口を利く」の形で、「生意気な口を利く」「無駄口を利く」など物を言う意味や、「伯父の口利きで就職した」など世話をするという意味でも使われる。

わさび・甘味・辛味・酸味・出汁・パンチなどのように、効果とも機能ともとれるものの場合は、意味に合わせて「効く」と「利く」を使い分けるか、判断が難しい場合は、ひらがなで「きく」と書く。

意味に合わせて「利く」と「効く」を使い分ける際に注意をしたいのは、使えない場合があるということ。
「わさびを利かせる」や「パンチを利かせる」のように、利くであれば「働かせる」「機能を発揮させる」という意味の他動詞として使うことができる。
しかし、効くを他動詞として使おうとすると、「効果を現れさせる」という変な意味になる。
そのため、効くは「わさびが効いてる」や「パンチが効く」といった形の自動詞としてしか使えない。


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