「ネックレス」「ペンダント」「チョーカー」の違い

ネックレスとは、首周りを飾るアクセサリーの総称。
「necklace」の「lace(レース)」が「レス」と縮まって「ネックレス」になったもので、「neckless(首が無い)」が語源ではない。

ペンダントの語源は、「ぶら下げる」「吊り下げる」を意味するラテン語「pendere」で、ペンダントは、ぶら下げる形の首飾りや、垂れ下がる耳飾りをいう。

首飾りに限って、ネックレスとペンダントを区別する場合、ネックレスはチェーンのみのものや、ダイヤや真珠が連なったものなど、着用時にU字になるものをいう。
ペンダントは、チェーンの先端にペンダントトップと呼ばれるものが付いており、ペンダントトップの重みで着用時にV字になるものである。

ただし、ネックレスは首飾りの総称であるため、ペンダントトップ付きのV字になるものでも「ネックレス」と呼ぶことがある。
その場合は、ペンダントトップが「ペンダント」と呼ばれる。
また、ペンダントはチェーンからペンダントトップが取り外すことができ、他のチェーンに付け替えられるともいわれるが、チェーンとペンダントトップが一体化したものもあり、全てが取り外しが可能なわけではない。

チョーカーの語源は、「首を絞める」「窒息させる」という意味の「choke」からで、犬の首輪のように、首にぴったり巻く短いネックレスを「チョーカー」という。
素材は革製・ビーズ製・金属製が多いが、チョーカーはネックレスを長さで分類した際の名称なので、素材で区別される訳ではない。

チョーカーを含むネックレスの長さによる名称は、以下の通りである。
チョーカー:35~40cm
プリンセス:45~50cm
マチネー:50~55cm
オペラ:70cm以上
ロープ:107cm以上
ロングロープ:142cm以上

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