「登山」「トレッキング」「ハイキング」の違い

登山とトレッキングとハイキングは、それぞれに目的が異なるため、要する時間や道具も異なる。

登山は、山に登ること広く指す言葉であるが、主に、頂上を目指して登ることをいう。
高い山を上るから低い山を登るものまでさまざまあり、整備された登山道を歩くもの、登山道のないところを登るものがある。
そのため、日帰りの登山もあれば、何日もかけて登るものもある。
また、ザイルやハーケンなどを使って岩を登る「岩登り」や、ピッケルなどを使う「雪山登山」があり、登る山によって使用する道具も異なる。

トレッキングは、山歩き。特に、高山の麓(ふもと)を歩いて風景などを楽しむことをいう。
自転車やスキーによるトレッキングなどもあり、必ずしも徒歩である必要はないが、登山のように山頂を目指して登るものではない。
長い距離を何日もかけて歩くものが多いため、険しい高山を登るほどは道具を必要としないが、低い山の登山道を歩くよりは道具が必要となる。

ハイキングは、自然を楽しむために野山などを歩くことをいう。
自然の中を歩くことが中心であるため、必ずしも山に登る必要はない。
ハイキングは平坦地が中心で、基本的には日帰りのため、軽装で行える。

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