一刀両断の語源・由来

「一刀」とは、刀をひとたび振り下ろしたり、斬り払ったりすること。
「両断」は、二つに切断すること。
一刀で物を真っ二つに切る意味から。

南宋の思想家朱熹は『朱子語類』で、人間の将来を憂えて発奮すると食事を忘れ、みずからの楽しみを楽しむときは憂いを忘れて没頭するという孔子の生き方を、「一刀両断」とあらわしている。
現代中国語では、古い関係を思い切って断つ意味で用いられる。

出典:一刀両断 – 故事ことわざ辞典

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