カシは堅い木なので、「カタシ(堅)」の略といわれる。
「木」に「堅」で「樫」と書くのもそのためで、「樫」は漢字ではなく、古くに作られた国字である。
ただし、「カタシ」の「タ」の音が脱落したという点は疑問である。
「カ」は固い語感の音として用いられることから、「カタシ」の略というよりも、「カシ」の「カ」のみで「堅」を表し、「シ」は材質を表す接辞と考えるのが妥当であろう。
カシは堅い木なので、「カタシ(堅)」の略といわれる。
「木」に「堅」で「樫」と書くのもそのためで、「樫」は漢字ではなく、古くに作られた国字である。
ただし、「カタシ」の「タ」の音が脱落したという点は疑問である。
「カ」は固い語感の音として用いられることから、「カタシ」の略というよりも、「カシ」の「カ」のみで「堅」を表し、「シ」は材質を表す接辞と考えるのが妥当であろう。