パビリオンの語源・由来

パビリオンは、英語「pavilion」からの外来語。
pavilionは、「蝶」を意味するフランス語「papillon(パピヨン)」と同源で、ラテン語の「papilio(蝶)」に由来する。
古フランス語では「蝶」の意味のほか、テントの形が羽を広げた蝶に似ていたことから、「大きなテント」の意味を持つようになった。
これが13世紀に英語に入って、移動可能なテントを表す「pavilion」となり、仮設の建物を表すようになった。
万博などの展示館を表すようになったのは、19世紀末頃。
日本で「パビリオン」の語が一般化したのは、1970年の大阪万博からである。

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