リウマチの語源・由来

リウマチは、オランダ語「reumatisch」、英語「rheumatism」からの外来語。
ギリシャ語で「流れる」を意味する「rheuma」に由来し、古くは悪い液が脳から体の各部に流れていき、痛みを起こすと考えられていたことからの名である。
医学用語として初めて「リウマチ」を使ったのは、ギリシャの医学者ガレノスで、この中には筋肉痛や神経痛も含まれていた。

リウマチは「リューマチ」のほか、リウマチス・リューマチス・リョーマチ・リョーマチス・レウマチ・レウマチス・ロイマチスなど多くの呼び方がされていた。
このうちの「ロイマチス」は、ドイツ語の「Rheumatismus」に由来する。
幕末から明治にかけては、「僂麻質(レウマチ)」「僂麻質斯(リウマチ)」と漢字表記された例も見られる。

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