スパは英語「spa」からの外来語で、ベルギーのリエージュ州にある町「Spa(スパ)」の名前に由来する。
ベルギーで湧き出る鉄分を多く含んだ水は、ワロン語で「噴水」を意味する「Espa」と呼ばれており、そこから「Spa」という町名となった。
この町は古くから療養温泉地として栄えたことから、鉱泉や温泉、それらがある保養地全体を意味する言葉として「spa」が用いられるようになった。
スパの語源は、ラテン語で「Salute Per Acqua(水の力で治療する)」に由来し、「Salute(治療する)」「Per(〜によって)」「Acqua(水)」の頭文字を取ったものとも言われる。
しかし、この説は英語圏で見られないため、日本で考えられた説のようである。