上がったりの語源・由来

上がったりは、動詞「あがる(上がる)」の連用形に完了の助動詞「たり」が付いた語で、江戸後期から用例が見られる。
雨や雪が降り止むことや、ゲームでゴールに辿り着いたり、勝負がついた状態を「あがる」と言うように、あがるには「終わる」の意味がある。
これに完了の助動詞が付いた「上がったり」は、「終わってしまった」という意味になる。
そこから、商売などがうまくいかず、どうしようもなくなることの意味に転じた。

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