「鉢から手を離して」を意味する古代インド言語のパーリー語を漢訳する際、「手自斟酌。食訖行水。(自ら手に水を汲み、食事の後に終えて手を洗うこと)」と訳され、「行水」の字が当てられた。
ここから、行水は潔斎のために清水で体を洗い清める行の意味で用いられていた。
たらいに湯や水を入れ、体を洗う意味で「行水」を用いるようになったのは中世以降である。
「鉢から手を離して」を意味する古代インド言語のパーリー語を漢訳する際、「手自斟酌。食訖行水。(自ら手に水を汲み、食事の後に終えて手を洗うこと)」と訳され、「行水」の字が当てられた。
ここから、行水は潔斎のために清水で体を洗い清める行の意味で用いられていた。
たらいに湯や水を入れ、体を洗う意味で「行水」を用いるようになったのは中世以降である。