タンザナイトは、英語「tanzanite」からの外来語で、元商品名。
1967年、タンザニアのアルーシャ地区で発見されたゾイサイトの一種で、それまで発見されていたピンクや緑ではなく、青い色をしていた。
これをニューヨークのティファニー社が、「タンザニアの石」の意味で「tanzanite(タンザナイト)」と命名し販売したところ、大変人気を呼ぶ石となった。
そのため、本来の名称である「ブルーゾイサイト(青色のゾイサイト)」よりも、ティファニー社の商品名であった「タンザナイト」が一般化し、この名で定着してしまった。