要の語源・由来

かなめの漢字「要」は当て字で、元々は、扇の末端にある骨を留めるための金具を指した。
この金具は、カニの目のようであるところから、「かにのめ」と呼ばれ、「かのめ」「かなめ」と変化した。
「かにのめ(かのめ)」が「かなめ」に変化したのは、金具なので「金目」という意味解釈が加わったと考えられる。
かなめ(金具)が無いと扇がバラバラになるため、かなめは「物事をまとめる中心」「要点」を意味するようになった。

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