覚えるの語源・由来

覚えるの古語は「おぼゆ」。
「おぼゆ」は、「おもふ(思ふ)」に自発・可能の助動詞「ゆ」が付いた「おもほゆ」が縮まった語で、本来は「自然とそのことが頭に浮かぶ」という意味で使われた。
「恐怖を覚える」「眠気を覚える」などの用法がこれにあたる。
そこから、覚えるは「自ら積極的に思い浮かべる」という意味で用いられるようになり、「記憶する」「習得する」といった意味を持つようになった。

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