がむしゃらの語源・由来

がむしゃらは、向こう見ずにふるまうことを意味する「がむしゃ」に、接尾語「ら」が付いた語で、漢字の「羅」は当て字である。
がむしゃは漢字で「我武者」と書くことから、語源を「我が強いわがままな武者(武士)」とする説もある。
しかし、江戸時代の文献には「がむしゃ者」の例が見られることから、「むしゃ」を「武者」と書くのも当て字と考えられ、武士を語源とするのは間違いであろう。
がむしゃの語源は未詳であるが、「我無性(がむしょう)」が転じたとする説。
「我」に「むしゃくしゃする」の「むしゃ」が付いたとする説。
「我貪り(がむさぼり)」が転じたとする説あたりが有力とされている。

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