考えるの語源・由来

考えるの文語は「かんがふ」で、古くは「かむがふ」であった。
「かむがふ」の「むかふ(むがふ)」は、「むかう(向かう・対)」の意味。
最初の「か」は、「すみか(住み処)」「ありか(在り処)」などの「か(処)」と同じく場所を表す「か(処)」、もしくは、「かなた(彼方)」など指し向うところを表す「か(彼)」。
考えるは、二つの物事を対比して思いめぐらすことから、「か・むかふ(かむがふ)」になり、「かんがふ」「かんがえる」になったと考えられる。

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