「大地震」「巨大地震」「超巨大地震」の違い

揺れの激しい地震や被害の大きい地震は、規模によって大地震・巨大地震・超巨大地震と呼び分けられる。
これらは基本的に、震度ではなくマグニチュードによって区別されている。

一般に、大地震は、マグニチュード7以上の地震。
巨大地震は、マグニチュード8以上の地震。
超巨大地震は、モーメントマグニチュード9以上の地震をいう。

厳密に定義されているのは、マグニチュード7以上の大地震のみで、巨大地震や超巨大地震は厳密に定義されている訳ではない。
そのため、災害の規模によってはマグニチュード7であっても、「巨大地震」と呼ぶこともある。

近年の主な地震(震災)は以下の通りである。
大地震は、阪神・淡路大震災(1995年)、熊本地震(2016年)。
巨大地震は、チリ地震(2010年)
超巨大地震は、スマトラ島沖地震(2004年)、東日本大震災(2011年)。

大地震よりも小さな地震には、中地震・小地震・微小地震がある。
中地震は、マグニチュード5以上7未満の地震。
小地震は、マグニチュード3以上5未満の地震。
微小地震は、マグニチュード1以上3未満の地震である。

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