親知らず子知らずの語源・由来
険しい道が行く手を阻み、親は子を、子は親を顧みる余裕がないほどの難所という意味から。新潟県糸魚川市の海岸に「親不知子不知(おやしらずこしらず)」と呼ばれる地帯がある。出典:親知らず子知らず -
険しい道が行く手を阻み、親は子を、子は親を顧みる余裕がないほどの難所という意味から。新潟県糸魚川市の海岸に「親不知子不知(おやしらずこしらず)」と呼ばれる地帯がある。出典:親知らず子知らず -
血液が水よりも重く濃い液体であることから、血の繋がった身内の絆の濃さを表している。親しい他人と比べても、血縁者同士の絆のほうが深く強いもので、頼りになるということ。また、同じ血が流れる者同士の
「衣」とは、衣服・着物のこと。袴に対して、上半身に着る物をいう。言葉を飾らないで、ずけずけと物を言うこと。出典:歯に衣着せぬ - 故事ことわざ辞典
血の繋がっている親類であっても、遠く離れて暮らしていれば行き来も少なくなり、情も通わなくなるもので、万が一急を要する出来事があった場合に助けられることはない。赤の他人であっても、自分の近くにいる人
貧乏人は、朝から晩まで休まず働かなければ、生活していくお金が得られないことから。時間を作れないことの言い訳や、仕事が順調で忙しい時の謙遜の言葉としても使われる。出典:貧乏暇なし - 故事ことわ
徳川家康の遺訓の冒頭にある一節で、『論語』にある「任重くして道遠し」を基にしたことば。出典:人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し - 故事ことわざ辞典
笠に降り積もる雪が重くのしかかっても、自分の物だと思えば軽く感じられるものであることから。江戸時代の俳人・宝井其角の「我雪とおもへば軽し笠の上」という句に由来する。出典:我が物と思えば軽し笠の
「鱣」は、鱧(はも)のこと。「蠋」は、芋虫のこと。蛇は恐れられる動物だが、その蛇に似ている鱧であっても、漁師は平気でつかみ、芋虫に似ている蚕も、養蚕をする者は気味悪がったりせずに扱うことから。
餌を与えて養っている飼い犬に手を噛まれ、思いがけない仕打ちを受けることから。出典:飼い犬に手を噛まれる - 故事ことわざ辞典
「遠吠え」とは、犬などの動物が遠くで声を長く引いて吠えること。弱い犬が相手から遠く離れたところで、尻込みしながら吠え立てることから。主に、勝ち目のない相手を陰でののしるたとえとして使われる。
ここでの「疎し」は、人との関係が疎遠になっていくこと。死んだ者が月日とともに忘れられていくことや、親しかった者が遠く離れることにより縁が薄くなっていくことは、やむを得ないことだという人生の無常をい
「策士」は、はかりごとの巧みな人、好んではかりごとをする人のことで、特定の歴史上人物を指すわけではない。策略を好む人は策をめぐらしすぎて、逆に失敗することがあるということ。自己過信に陥ることを