去る者は日々に疎しの語源・由来

ここでの「疎し」は、人との関係が疎遠になっていくこと。
死んだ者が月日とともに忘れられていくことや、親しかった者が遠く離れることにより縁が薄くなっていくことは、やむを得ないことだという人生の無常をいう。
『文選・古詩十九首』に「去る者は日に以て疎く、来たる者は日に以て親し(別れた者とは日増しに疎くなり、こちらへ近づいてくる者とは日増しに親しくなるものだ)」とある。

出典:去る者は日々に疎し – 故事ことわざ辞典

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