図南の翼の語源・由来
「図」は、企てること。「南」は、南方の大海をさす。『荘子』にある以下の故事に由来する。極北の海に鯤という巨大な魚が鵬という鳥に化け、大きな翼で羽ばたき九万里もの高さまで空高く舞い上がり、南
「図」は、企てること。「南」は、南方の大海をさす。『荘子』にある以下の故事に由来する。極北の海に鯤という巨大な魚が鵬という鳥に化け、大きな翼で羽ばたき九万里もの高さまで空高く舞い上がり、南
ここでの「悪女」とは器量のよくない女性という意味。顔かたちの美しくない女性は、とかく愛情深いが、そのぶん嫉妬心も強くなる。それが男性にとってはありがた迷惑であるというときに用いる。出典:悪
神様は誠実な心をもって正直に生きる者を見守っており、必ずそのご加護があるという意味で、正直の大切さの教え。出典:正直の頭に神宿る - 故事ことわざ辞典
「君子」とは、高い教養と徳をそなえた立派な人のこと。『荘子』に「君子の交わりは、淡きこと水の若く、小人の交わりは甘きこと醴の若し。君子は淡くして以て親しみ、小人は甘くして以て絶つ。彼の故無くして以
「一刻」とは、わずかな時間、ほんのひととき。「千秋」は、秋が千回で千年の意。出典:一刻千秋 - 故事ことわざ辞典
「お前」は夫、「わしゃ(わし)」は妻を指す。「お前」は本来敬語で、妻が夫を呼ぶ時に使われた。夫が百才まで、妻(自分)が九十九才まで仲良く暮らしていきたいという言葉。夫が百才で妻が九十九
「大賢」は、非常に賢い人。「虎変」は、秋になって虎の毛が抜け替わり、模様が鮮やかに際立つようになることから、見事に変化すること。出典:大賢虎変 - 故事ことわざ辞典
孔子が学問を志した年齢である十五才の別称で、孔子が晩年に人生を振り返ったときに言ったことば。『論語・為政』の「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る
商売をするには、一時に大儲けをしようとすれば失敗するものだから、牛の涎のように細く長く切れ目なく気長に続けねばならないという意。関西の商人を中心に広く使われた表現。出典:商いは牛の涎 - 故事
「抜かれる」は、盗まれるという意味。明るい月夜だから盗まれる心配はないだろうと思っていたら、大事な釜を盗まれてしまうことから。出典:月夜に釜を抜かれる - 故事ことわざ辞典
他の木より早く落葉する青桐の葉が一枚落ちるのを見て、秋の訪れを察するところから。『淮南子・説山訓』に「一葉の落つるを見て、歳の将に暮れんとするを知る」とある。出典:一葉落ちて天下の秋を知る -
夏の暑いときには重宝された扇も、秋になれば暑さもなくなり用が無くなることから。前漢の成帝の妃・班婕妤(ハンショウヨ)が、成帝の寵愛を失い、不要になった我が身を秋の扇にたとえて嘆きの詩『怨歌行』を詠