ススキの語源・由来
ススキの「スス」は「ササ(笹)」に通じ、「細い」意味の「ささ(細小)」もしくは「ササ(笹)」の変形。「キ」は「木」「草」「茎」などの「K」の音に通じ、この場合は「草」か「茎」の意味であろう。ス
ススキの「スス」は「ササ(笹)」に通じ、「細い」意味の「ささ(細小)」もしくは「ササ(笹)」の変形。「キ」は「木」「草」「茎」などの「K」の音に通じ、この場合は「草」か「茎」の意味であろう。ス
和歌山の地は、古く「岡山」と呼ばれていた。天正13年(1585年)、豊臣秀吉がこの地に城を築城した際、古来からの名勝地で南に位置する「和歌浦」に対する名として命名したといわれる。近世には、「和
啖呵を切るの「啖呵」は、もともと「痰火」と書き、体内の火気によって生ずると考えられていた咳と一緒に激しく出る痰や、そのような病気のことをいう。「切る」は、その啖呵(痰火)を治療・治すこと。この
キセル乗車は、喫煙具の「キセル(煙管)」の作りを洒落た言葉である。キセルは火皿のついた「雁首」と吸い口の両端部分だけ「金(金属)」が使われ、途中は竹で出来ており、素通しになっている。その作りと
福岡の地名の由来は、黒田長政が那珂郡警固村福崎(現在の中央区)に築城した際、城名を出身地の備前国福岡庄(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)にちなんだことによる。なお、備前国の福岡は「丘のある土地」を
多治見は、永徳3年(1383年)に「多治見郷」で見えるのが古い。多治見の地名の由来には、この地に移り住んだ部民が怖い存在であることを示すために、「タジヒ部(タジヒはマムシの古名)」と名乗ったことに
クスノキの語源は諸説あるが、「クスリノキ(薬の木)」や「クスシキ(奇し木)」の説が妥当である。クスノキからは樟脳をとり、香料・殺虫剤・防臭剤などにすることから「薬の木」。「奇し」は「霊妙だ」「
新潟は、近世の町名に基づいた区名による地名。地名の由来は、信濃川と亜賀野川の河口の中州に新しく形成された潟湖から、「新しい潟」の意味で「新潟」となったものである。
ケヤキは材が堅く、木目が美しい貴重な木である。そのため、「けや」は「際立って目立つ」「美しい」といった意味の「けやけし」に由来し、「けやけき木」の略と考えられている。上代にケヤキは「つき(槻)
鹿児島は、近世の城下町名に由来する。鹿児島の由来詳細は、「鹿児島県」にて解説。
鹿児島の名は薩摩国の郡名として古くからあり、『和名抄』には「カコシマ」の形で見られる。「カコ(カゴ)」は「崖」の意味で、桜島を指した名称が郡名になったと思われる。鹿の子供が島に多く住んでいたこ
「そば(稜)」は「とがった所」「物の角」を表す言葉で、実に尖った部分があることから「そばの木」の名が付いた。ソバの花に似た白い花が咲く木なので「そばの木」になったともいわれるが、ブナの実を「そばぐ