鼎の軽重を問うの語源・由来

『春秋左氏伝・宣公三年』にある、天下を取りたい楚の荘王が、定王をあなどって無礼にも、周王室の宝物である九鼎の軽重を問うたという故事に由来する。
「鼎」とは、古代中国で煮炊きに用いた三本足の青銅器のこと。
全国の銅を集めて九鼎を造り、王室の宝とされたことから、帝王の位や権威の象徴とされるようになった。
多く、「鼎の軽重を問われる」の形で用いる。

出典:鼎の軽重を問う – 故事ことわざ辞典

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