ヤッホーの由来は諸説あるが、ドイツ語の「JOHOO(ヨッホー)」の説が有力である。
「ヨッホー」という言葉は、ドイツ語圏の登山家が、居場所を知らせる合図や挨拶として使っている。
第二次世界大戦前の日本では、ドイツとの国家的友好関係により、青少年野外活動の「ワンダーフォーゲル」がブームになっていた。
そこで「ヨッホー」の語を聞き、「ヤッホー」に転じたのではないかと思われる。
ただし、上記の説は登山で「ヤッホー」と発する由来であり、嬉しい時に発する「ヤッホー」が同源とは考え難い。
似た掛け声は世界中にあり、自然に発する語であるため、嬉しい時の「ヤッホー」も自然発生したものであろう。