キツツキの語源・由来

キツツキは、木の幹をつついて穴を開け、中にいる昆虫を食べることから、「木突き」の意味に由来する名である。
漢字の「啄木鳥」は、「木を啄ばむ(ついばむ)鳥」の意味。
「啄」の字音は「タク」で、キツツキが一カ所を集中的につつく音と意味を表しているともいわれる。

キツツキ類は、平安時代から「てらつつき」と呼ばれ、室町時代から「けらつつき」とも呼ばれるようになった。
「キツツキ」の名は江戸中期以降に見られるが、江戸時代には「けらつつき」の略で「けら」とも呼ばれていた。
そのため、キツツキの種には「コゲラ」「アカゲラ」「アオゲラ」など、「ケラ(ゲラ)」の付くものが多い。

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