はんなりの語源・由来

はんなりの語源には、「はな(花・華)」に状態を表す接尾語「り」が付いたものが撥音化した説と、「華なり」や「華あり」が変化した説があり、「花(華)」の派生語という点では共通する。
「はな」を基本として派生させた語には、他に「はなやか」や「はなばな」があり、これと同様の派生関係を示す語には、「ほのか」「ほのぼの」「ほんのり」、「のびやか」「のびのび」「のんびり」、「やわらか」「やわやわ」「やんわり」などがある。
この派生関係から、はんなりの語源は「華な(華あり)」の説よりも、状態を表す「り」が付いて撥音化した説の方が有力である。

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