江戸時代には、あれこれと自分勝手に言い立てるさまを「すったのもじったの」と言っており、これが変化した語が「すったもんだ」と思われる。
「すった」は「擦る」、「もじった」は「ねじる」や「ひねる」などを意味する「もじる(捩る)」、「もんだ」は「揉む」で、いずれも手で形を変える動作であり、もつれてややこしい状態、面倒な状態を表すのに適した言葉である。
手振りを加えて言ったものか定かではないが、これらの語を組み合わせて調子良く言ったのが、「すったのもじったの」や「すったもんだ」と考えられる。
江戸時代には、あれこれと自分勝手に言い立てるさまを「すったのもじったの」と言っており、これが変化した語が「すったもんだ」と思われる。
「すった」は「擦る」、「もじった」は「ねじる」や「ひねる」などを意味する「もじる(捩る)」、「もんだ」は「揉む」で、いずれも手で形を変える動作であり、もつれてややこしい状態、面倒な状態を表すのに適した言葉である。
手振りを加えて言ったものか定かではないが、これらの語を組み合わせて調子良く言ったのが、「すったのもじったの」や「すったもんだ」と考えられる。