すばるは、「多くのものをひとつにまとめる」「統一する」という意味の「統べる(すべる)」の自動詞「統ばる(すばる)」に由来する。
この星団が「統べる」に由来するのは、古くから、王者の象徴、農耕の星として尊重されており、支配・統括する星の意味かといわれる。
また、「統べる」に由来する言葉には、古代日本人の装身具であった玉飾りの「須売流玉(すまるのたま)」があり、すばるは星団の星々が糸を通し統べたように集まっているところからともいわれる。
漢字の「昴(ぼう)」は、中国でプレアデス星団を指す呼称で、二十八宿のひとつ。