次郎柿の語源・由来

次郎柿は、江戸末期の弘化年代(1844〜48年)に、農家の松本治郎という人物が太田川の洪水で流れ着いた柿の幼木見つけ、自宅に持ち帰って栽培したのが起源で、この品種名は松本治郎の名前に由来する。
当初は「治郎さの柿」「じんろうさの柿」「じん郎柿」などとも呼ばれていたが、戦後、現在の「次郎柿(治郎柿)」に定着した。
次郎柿の原木は、明治2年(1869年)に火災によって消失してしまったが、翌年には新しい芽を出し、数年後には実をつけるようになった。

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