高知県の語源・由来

高知の地名は、土佐藩山内氏の城下町名に由来するが、下記の通り、「河中山」から「高智山」「高智」「高知」へと変化した名である。
慶長8年(1603年)、山内一豊が入城した際、大高坂山城(現:高知城)が鏡川と江の口川に囲まれた地にあったことから、真如寺の僧 在川によって「大高坂山城」から「河中山城(こうちやまじょう)」と改名された。
しかし、この地は洪水が多く、第二代藩主の山内忠義が「河中」の字を嫌ったため、慶長15年(1610年)、竹林寺の僧 空鏡によって「高智山城」と改名された。
のちに「山」が省略されて「高智城(高知城)」となり、城下町名も「高知」となった。

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