油を絞るの語源・由来

油を絞るは、果物や種子を締め木に挟んで、強く圧力をかけて油を搾り取るところから生まれた言葉。
室町時代には、他者にさんざん苦労させて、利益を自分のものにする意味。江戸時代には、苦労を重ねて収益を手に入れる意味で使われていた。
現代のように厳しく責め立てる意味で「油を絞る」が使われるようになったのは、明治以降のことである。
この意味での漢字表記は「油を絞る」だが、植物油を採る意味では「油を搾る」と書く。

出典:油を絞る – 語源由来辞典

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