ヒツジの語源には、干支の「未」に由来し、未の時は日が西へさがる通路であることから、「日辻(ひつじ)」の意味とする説。
「ヒ」が「髭(ヒゲ)」、「ツ」は助辞、「ジ」が「牛(ウシ)」とする説。
「人牛(ヒトウシ)」が変化したとする説。
「養獣(ヒタスシシ)」の意味や、「養牛(ヒタシウシ)」の意味など諸説ある。
ヤギの語源には、「野牛(ヤギュウ)」の訛りとする説がある。
ヤギの「野牛」に対し、ヒツジが「飼牛」だとすれば、「養牛(ヒタシウシ)」の説が有力で、「ヒタシウシ」→「ヒタウシ」→「ヒツジ」の変化と考えられる。