パピヨン(犬)の語源・由来

パピヨン(papillon)は、フランス語で「蝶」の意味。
パピヨンの耳の形が、蝶が翅を広げたようなところからの名前だが、元々、蝶のような形をしていたわけではない。
ブルボン朝時代までのパピヨンは、垂れ耳のものが多く、飾りのある尾がリスのように巻いていることから、「スクウィール・スパニエル(スクウィールは「リス」の意味)」と呼ばれていた。
その後、スピッツやチワワとの交配で品種改良され、立った耳になったことから、「パピヨン」と呼ばれるようになった。
現在、垂れ耳のものは、フランス語で「蛾」を意味する「リファレン」と呼ばれる。

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