一目散の語源・由来

一目散は、「一目瞭然」など、ただひと目見ることを表す「一目」と、漢語「逸散(いっさん)」が合わさった語であろう。
日本では「逸散」を「一散」とも書き、「一目散」と同じ意味で用いられる。
わき見をしない意味の「一目不散」からとも考えられるが、「一目不散」の使用例が少ないため、そこから新たな語が生じるとは考えがたい。
近世、天候を司るとされた「一目連」という神の名からという説もあるが、「連」から「散」への変化など曖昧な点が多い。

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