「ずんぐりむっくり」の語源と由来 – 江戸時代からの歴史を紐解く

「ずんぐりむっくり」は、丈が短く太い様子を指す言葉で、「ずんぐり」に「むっくり」を組み合わせたものです。江戸時代から「ずんぐり」や「むっくり」の使用例が見られますが、「ずんぐりむっくり」が使われるようになったのは明治以降です。

「ずんぐり」の語源は、独楽(こま)の古名「つむくり」で、これは独楽の形状に由来しています。また、「ずんど・ずんどう(寸胴)」の「ずん」と、擬態語の語尾に使われる「くり・ぐり」が組み合わさったとする説もあります。

一方、「むっくり」は、起き上がるさまを表す言葉であり、丸みがあり弾力に富んださまも指します。「ずんぐりむっくり」は、この二つの表現を組み合わせ、独特の体型や姿勢を強調する言葉として使われています。

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