コバンザメの語源・由来

コバンザメは、「サメ」と名が付くがサメの一種ではなく、スズキの仲間である。
コバンザメの「コバン(小判)」は、頭頂に第一背びれが変形した吸盤を持ち、その形が小判に似ていることからの名。
その吸盤を使い、サメやエイ・クジラなど大型魚に密着し、外敵から身を守って、大型魚の食べ残しなどを餌とする。
その習性から、権力や勢力のある者にすり寄り、その威を借りたり利益を得る人間のことも、比喩的に「コバンザメ」と呼ぶ。

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