なかんずくの語源・由来

なかんずくは、「就中」を漢文訓読した「なかにつく(中に就く)」が音便で「なかんづく」になり、「づ」と「ず」の混同から「なかんずく」となった語。
古くは、「なかについて」の形も見られ、「なかにつく」とどちらが先に用いられていたものかは定かでない。
なお、漢文訓読した「なかにつく」の語構成から、なかんずくに「とりわけ」の意味が生じたわけではなく、元々、漢語の「就中」は「とりわけ」を意味する言葉である。

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