すずしろの「すず」は「涼しい」の「すず」、「しろ」は根の白さで、すがすがしく白い根を表した「涼白(すずしろ)」を語源とする説がある。
漢字で「清白」と表記することや、単純で分かりやすいことから上記の説が有名である。
ただし、「清白」は当て字で、「涼白」の意味が先にあったものか、「清白」が当てられ「涼白」の説が考えられたか、その前後関係は不明である。
「涼白」の説よりも、「すずな(かぶの別名)」に代わるものの意味で、「菘代(すずなしろ)」を語源と考える方が良いであろう。
もうひとつの漢字「蘿蔔」は、大根の漢名からで、「らふく」とも読む。