うまいの原義は「味が良い」で、語源は果実が熟して甘美な味になるところから、動詞「うむ(熟む)」の形容詞化と考えられる。
古くは、甘味なものが美味(うまい)とされており、特に果物がその対象であった。
「満ちたりて心地よい」といった意味の「うまし(シク活用)」もあったが、「美味」を意味する「うまし(ク活用)」からの派生表現である。
シク活用の「うまし」は用例が少なく、「好ましい」や「優れている」の意味の「うまい」は、シク活用からではなく、ク活用の「うまし」が意味を広げたものである。
うまいの原義は「味が良い」で、語源は果実が熟して甘美な味になるところから、動詞「うむ(熟む)」の形容詞化と考えられる。
古くは、甘味なものが美味(うまい)とされており、特に果物がその対象であった。
「満ちたりて心地よい」といった意味の「うまし(シク活用)」もあったが、「美味」を意味する「うまし(ク活用)」からの派生表現である。
シク活用の「うまし」は用例が少なく、「好ましい」や「優れている」の意味の「うまい」は、シク活用からではなく、ク活用の「うまし」が意味を広げたものである。